株式会社新潮社は、11月22日(水)に「それでも母親になるべきですか(ペギー・オドネル・へフィントン著)を刊行した。
女性と母親をめぐる新しいあり方を提示する一冊
多くの女性が、いつの間にか既成の価値観にとらわれ、苦しんでいる。そして、産む女性と産まない女性の間にある溝も日に日に深まっているように見える。
アメリカのシカゴ大学で歴史学を教える著者は、今の価値観がどのようにできたのか、溝はいつから深まりだしたのかを歴史をさかのぼって明らかにする。
同書では「避妊と中絶の歴史」、「産業構造と家族構成の変化」、「環境問題と人口問題の影響」、「生殖医療の発達と限界」など、様々なトピックを取り上げながら、それぞれの時代・地域において、女性たちがいかに産むか産まないかの選択をし、自分たちの人生を築いてきたのかを描いていく。
産む女性と産まない女性の間にある溝を埋め、女性と母親をめぐる新しいあり方を提示する一冊だ。
■書籍データ
【タイトル】
【著者名】ペギー・オドネル・へフィントン
【発売日】11月22日(水)
【造本】四六版
【本体定価】2,200円(税込)
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/507371/ (坂土直隆)