『日本辺境論』(新潮新書)刊行記念セミナー
いったい日本人とは何ものなのか?「辺境」というキーワードを武器にして、この壮大な謎に挑みます。日本を語る上で、今後スタンダードとなることは間違いがない。具体的な社会時評を交えつつ、縦横無尽に語ります。
著書である「日本辺境論」では、日本人とは辺境人であると記し、「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答えます。
日本人とは何ものか?
常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。
オバマ演説や丸山眞男、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、待望の日本論がここに誕生しました。
「日本人とは何ものか? 鍵は「辺境」にあり! これ以降、私たちの日本人論は、本書抜きでは語られないだろう。」と養老孟司さんが絶賛しています。
後援会に参加する前に「日本辺境論」を読み、我々の本論に迫ろうではありませんか。
講演会の開催概要
■日時 12月13日(日) 18:30開演(18:00開場)
■会場 新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)
著者略歴
■内田樹(うちだ・たつる) プロフィール
1950(昭和25)年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著作に『先生はえらい』『下流志向』『私家版・ユダヤ文化論』(小林秀雄賞受賞)他。