株式会社学芸出版社は、『ときを感じる お宿図鑑――スケッチで巡るレトロ建築ガイド』(ときやど 吉宮晴紀・著)を発売した。
見所を、建物のスケッチと豪華な写真で徹底解剖
同書は、建築を学ぶ傍ら古い宿の魅力に取り憑かれ、全国100軒以上を描きながら巡ってきた著者がおくる、レトロ宿ガイド。
東北から九州・沖縄まで、選りすぐりの35事例を掲載し、その見所を建物のスケッチと豪華な写真で、徹底解剖している。
著者のときやど 吉宮 晴紀氏は、千葉大学で建築を学ぶ大学院生。幼少期から家族旅行で各地を旅行し、様々な宿に宿泊してきた。小学生時代の高速道路のジャンクションの鳥観図に始まり、間取り図やパースなど立体的な絵を描き続けている。
大学生になってから、文化財の旅館の面白さに惹かれて情報サイトを開設し、併せて小学生のころ読んだ妹尾河童氏の『河童が覗いたヨーロッパ』を思い出しながら、独自の断面パースで旅館の建物を記録してまわるようになったという。
【書籍概要】
体裁:四六判・192頁(オールカラー)
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社学芸出版社
(坂土直隆)