株式会社新潮社は、『ジャーナリストの条件 時代を超える10の原則』を、4月25日(木)に刊行した。
ネットとSNSの時代に、ジャーナリズムが果たすべき役割とは
新聞を読む人やテレビを見る人が減り、マスメディアの影響力が落ちる一方で、インターネットやSNSでの情報発信は増え、存在感が強まっている。
しかし、ネット上ではデマや誤情報も急増、SNSでは人々の対立や分断も激しくなっている。一体なぜそうなってしまったのであろうか。はたして、このままで大丈夫なのだろうか。
優秀なジャーナリストであり、研究者でもある著者らは、こうした状況に危機感を抱き、数百人の記者や編集者に取材を重ね、学者や研究機関との共同研究も実施。ネットとSNSの時代に、ジャーナリズムが果たすべき役割があるとしたら、何なのかを突き詰めていく。
同書では、ジャーナリズムの本質を「10の原則」にまとめて提示するほか、情報発信する人が日々直面する悩みや迷いについて具体的な答えも示す。訳者は、日本における調査報道の第一人者、澤康臣氏。
■書籍データ
【タイトル】ジャーナリストの条件 時代を超える10の原則
【著者名】ビル・コバッチ、トム・ローゼンスティール
【発売日】4月25日(木)
【造本】四六版
【本体定価】2,750円(税込)
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/507411/ (坂土直隆)