
株式会社三省堂は、書籍『北欧式 眠くならない数学の本』を発売した。
「眠くならない」内容構成が特長
同書は、公式を覚えるのではなく、自分の手足を動かして数の世界の面白さに触れていく学習読み物。
算数・数学の楽しさを子どもたちに伝える名人による文章と、北欧を代表する絵本作家による図解が、読者を身近な世界から算数・数学の思考に誘う、「眠くならない」内容構成が特長。
相手の思考を読むマジックみたいな数遊びをしたり、正方形のパズルを並べたり、松ぼっくりやひまわりのらせんの数を数えたり、はさみやのりなどを使ってメビウスの帯を作ったりと促される。
身近な素材を使ってできる簡単な作業をすることで、算数・数学が生活の中で役に立っていることに自然と気づかされる。
伝記を読んでいるような楽しさも
また同書では、古代ギリシャのピタゴラス、スウェーデンのヘルゲ・フォン・コッホ、イタリアのフィボナッチといった数学の歴史上の偉人も紹介されていて、伝記を読んでいるような楽しさも味わえるという。
定価は本体1,400円(税抜)。 (慶尾六郎)