
株式会社新潮社は、発売前から話題を呼んでいた世界的ベストセラー『ドーパミン中毒』(アンナ・レンブケ著/恩蔵絢子訳)の重版を、異例の早さで決定した。
脳科学の面から「どうしたらやめられるか」を説く一冊
同書は、昨年「日本で1番売れた本」となり、今なお各ランキング上位に留まるアンデシュ・ハンセン著/久山葉子訳『スマホ脳』、今年7月に発売され、現在も売れている同『ストレス脳』を刊行した新潮新書の「今年最大の注目作」だ。
取り上げているのは、依存症。スマホが手放せなくなるなどの依存のカギは、「脳内麻薬」とも呼ばれる脳内化学物質ドーパミン。名門スタンフォード大学で医学部教授を務める著者は、依存症医学の世界的第一人者でありながら、自身も「恋愛小説中毒」に陥った経験があるという。
その経験を赤裸々に書きながら、脳科学の面から「どうしたらやめられるか」を説く一冊が、反響を呼んでいる。
■書籍データ
【タイトル】『ドーパミン中毒』
【発売日】10月15日
【造本】新書判
【本体定価】1100円(税別)
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/610969/ (坂土直隆)