
株式会社新潮社は、4月17日(木)に、世界的ベストセラーを連発するスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏の新作『多動脳――ADHDの真実』発売した。
ADHDの謎と「強み」を、脳科学から解き明かす
デジタル機器の進化に、人間の脳の進化が追いついていないことを指摘した『スマホ脳』は2021年、「日本でもっとも売れた本」となり、ハンセン氏の著作は日本で累計120万部を超えている。
今回発売された『多動脳』のテーマであるADHDは、最近まで「注意欠陥・多動性障害」と呼ばれていた。
現在では、「注意欠如・多動症」と呼ばれている。国立精神・神経医療研究センターによると、「診断される子どもの割合は学童期の子どもの3~7%」、35人学級であれば2人いてもおかしくない状況だ。
同書は、このような生きづらさを感じることも多いというADHDの謎と「強み」を、脳科学から解き明かす1冊だ。
■書籍データ
【タイトル】『多動脳』
【著者名】アンデシュ・ハンセン 訳:久山葉子
【発売日】2025年4月17日
【造本】新書判
【本体定価】1,320円(税込)
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/611085/ (坂土直隆)