株式会社国書刊行会は、世界各国約100か所のさまざまな市場の魅力を紹介する書籍、『世界の市場』を発売した。
「市場本」の決定版!?
『世界の市場』は、ベストセラー「してみたい!世界一周」の著者で、これまでに世界70か国以上を旅しているフリーライターの松岡絵里が、夫であり旅行作家の吉田友和とともに、アジア・アフリカ・ヨーロッパの約100の市場を巡り、その魅力を写真と地図付きの記事でリアルに紹介する「市場本」だ。
掲載されている市場は、パリのマルシェやニューヨークの農業市、南米の魔女市場など、有名どころからマニアックなスポットまでカバーされている。旅好きはもちろん、食文化に興味を持つ料理好きやグルメなど、幅広い層が楽しめる内容となっている。
また、「市場好き人」として、女優の鶴田真由、舞台芸術家の妹尾河童、作家の高野秀行のインタビューも掲載されており、それぞれの著名人にとっての市場の魅力を知ることができる。
装丁はA5版・並製・160頁で、価格は1,800円(税抜)となっている。なお、ISBNは「978-4-336-05176-9」である。
Editor's eyes
市場は、その土地ならではの食材や料理、そして人に出会うことができる空間だ。その市場を好んで巡る旅人も多いという。本書では、さまざまな市場の活気あふれるシーンが紹介されている。これまで市場に興味のなかった方にもお勧めしたい一冊である。
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