株式会社新潮社のミステリー小説『世界でいちばん透きとおった物語』(杉井光・著/新潮文庫nex/5月1日発売)が、大ヒットしている。
全国書店で、次々にベストセラー1位を獲得、完売店続出、数々の著名人から熱いコメントが届くなど話題となり、今回さらなる重版が決定。発売から約1か月で、累計発行部数10万部となった。
特に10~20代にまで広がる、異例のヒット現象に
同書には、紙の書籍でしか実現できない、ある仕掛けが施されているという。
読者に“体験”をもたらす驚愕の企みに、仰天の口コミが次々に広がり、普段あまり本を読まない読者、特に10~20代にまで広がる異例のヒット現象となった。
内容は、大御所ミステリ作家の死をきっかけに、その子供がその父の遺した遺稿探しを始めるというミステリー。最後は、予測不能の結末が待つという。
著者の杉井光氏は、電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006(平成18)年電撃文庫『火目の巫女』でデビューした。以降、作品がコミカライズ、アニメ化され、ライト文芸レーベルや一般文芸誌で活躍している。
■書籍データ
【タイトル】世界でいちばん透きとおった物語
【著者名】杉井光
【発売日】5月1日
【定価】737円(税込)
【判型】新潮文庫nex
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/610983/ (坂土直隆)