
株式会社学陽書房は、がん治療のオピニオンリーダーで数々のベストセラーを出している近藤誠氏の新刊『このクスリがボケを生む!~「ケモブレイン」にならない13の知恵~』を発売した。
ごく普通に医師から処方されるクスリが認知症を引き起こす!
医師として大学病院で何万人という患者を診てきた経験から、今回この衝撃的な問題を本にまとめたのが、同書の著者・近藤誠氏(医師、近藤誠がん研究所所長)。
実は、降圧剤、血糖降下剤など成人病のクスリから日常のカゼ薬や胃薬に至るまで、ごく普通に医師から処方されるクスリが、認知症を引き起こす場合がありえるという。
同書で近藤氏は、日本人のボケ(認知症)人口の半分くらいは、クスリの影響で認知機能が低下している可能性があると指摘している。
そしてクスリをやめると、ボケ症状がよくなることが少なくないという。
同書には具体的な薬品名が並び、どのような症状を引き起こす可能性があるのかが詳しく説明されている。さらに、危ないクスリの見分け方ややめ方まで紹介されている。 (慶尾六郎)