
株式会社平凡社は、10月25日に関西の人気カフェオーナー、石村由起子さんの単行本『自分という木の育て方 奈良「くるみの木」店主の仕事と暮らしとこれからの話』を全国の書店、オンラインブックストアで発売した。
仕事と暮らしを充実させるために大切にしてきたこと
連日行列ができることでも知られる、奈良の人気カフェ「くるみの木」店主の石村由起子氏が、仕事と暮らしを充実させるために大切にしてきたことを書きとめた、著者にとって5年ぶりとなる単行本を上梓した。
30歳で経験ゼロから奈良の田舎にカフェをオープンし、行列のできる人気店に育て上げた著者は、どのように自分を高め、店を成長させてきたのかだろうか?
工芸界のスターとの交流やタフなビジネス交渉、多くのスタッフを率いて店を大きくしてきた著者の仕事、そして暮らしのエピソードは、仕事や人間関係、暮らしと仕事と両立に悩む人々への示唆に富んでいる。
また同書の終章では、67歳をむかえた著者による「人生の終盤の過ごし方」にも話がおよぶ。「これからを豊かに生きる」ために著者が見つけた場所と、建築家の中村好文氏が設計したの理想の新居も紹介されている。 (慶尾六郎)