1995年3月20日
世の中を震撼させた地下鉄サリン事件からまもなく15 年。サリンが撒かれた車両に乗り合わせながら、奇跡的に重篤な被害を免れた、さかはらあつし氏のライフストーリー『サリンとおはぎ 扉は開くまで叩き続けろ』(2010年3月8日発行)ができあがりました。
数奇な人生
さかはら氏の数奇すぎる人生は、サリン事件遭遇だけにとどまりません。小学校から勉強一筋。
なのに高校をビリで卒業し共通一次試験は150点。
全国模試ではブービー賞。しかし、人並み外れた執着心を発揮して、四浪で京都大学に合格。
卒業後は電通に就職するも、サリン事件に巻き込まれて退社。
それでも人生投げることなく、2000年にカリフォルニア大学バークレー校経営学修士課程を修了しました。夢のアカデミー賞では招待客としてレッドカーペットの上を歩くという経験をしました。
運命か!それとも奇跡か!
2001年、アソシエート・プロデューサーとしてデビッド・グリーンスパン監督と短編映画「おはぎ」を制作。同作品はカンヌ国際映画祭にてパルム・ドール賞を受賞しました。
株式会社グッドピープル代表取締役。早稲田大学メディアネットワークセンター特別研究員。
NPO法人サリン・リカバリー・サポートセンター理事 。
さかはら氏の数々の出来事は、運命なのか奇跡なのか!?でもこれは、あなたの人生の物語であるかもしれないのです。 ぜひご一読を!

講談社