
株式会社誠文堂新光社は、『玉ねぎ×ワタナベマキ=だし・うまみ』を刊行した。
人気料理家・ワタナベマキさんの「玉ねぎ」レシピ集
同書は、人気料理家・ワタナベマキさんが大好きな食材だという「玉ねぎ」を使った料理のレシピ集。
ワタナベさんの料理は、一見シンプルで簡単にできるのに、どれもだしやうまみが感じられるものばかり。その秘密は、「玉ねぎ使い」にあるという。
煮込み、炒めもの、オーブン焼きなどさまざまな料理になくてはならない「名わき役」である玉ねぎ。煮込んでとろとろ、さっと炒めてシャキシャキ。料理をおいしくしてくれる、その秘密は、玉ねぎにはだしやうまみがしっかり詰まっているということ。
「酢玉ねぎ」は酸味もまろやかなセビーチェに
たとえば、塩漬けして1週間置いただけの「発酵玉ねぎ」は、うまみが凝縮するので焼いた肉や魚にのせてソースに、酢と水で漬けた「酢玉ねぎ」は肉と煮込めば身もやわらかに、魚介とマリネすれば酸味もまろやかなセビーチェになる。
また、じっくり炒めた「あめ色玉ねぎ」は、オニオングラタンスープだけでなく、玉ねぎたっぷりのトロトロカレーやフリッタータ(イタリアの卵焼き)にもなるなど同書は料理を紹介している。
また、シリーズで揃えたくなる、かわいいイラストの表紙や、ちょっと懐かしい雰囲気のデザインも必見だ続く第2弾は「じゃがいも」(11月)、第3弾は「たまご」(2019年1月)を予定している。 (慶尾六郎)