
株式会社徳間書店は、昭和60~64年に刊行していた漫画雑誌「わんぱっくコミック」をデジタル化して、シリーズ「わんぱっくコミック・リバイバル」として、掲載作品を電子書籍で単行本化して刊行した。
ゲームのコミカライズ、ゲーム攻略漫画などを中心に構成
『わんぱっくコミック』は、昭和60年に臨時増刊として刊行した漫画雑誌で、昭和61年5月から本格的に月刊誌化した。読者層は子供向けで、コロコロコミックやコミックボンボンなど小学生の年齢層をターゲットとしていた。
当時は、ファミコンなどゲーム機文化が流行した時代だったため、ゲームのコミカライズ、ゲーム攻略漫画などを中心に構成され、このほかに時代を風靡したラジコン漫画も多く掲載された。
ゲーム文化のピークの後には、流行したシールをテーマとした漫画やオリジナル作品に主流が変わっていった。
<11月配信作品紹介>
1.こばやし将「デッドゾーン」
2.かたおか徹治「ファミ魂ウルフ」第3巻
3.すずお泰樹「ポケットザウルス」
4.みなづき由宇「ダークダンジョン」
5.しごと大介「RCチャレンジャー」
■配信開始日:11月16日(火)※以後、毎月中旬に5点を配信
予定
■配信価格:本体価格:900円(税込価格:990円)
(慶尾六郎)