
株式会社法研は、6月中旬に、累計部数260万部超のロングセラー書籍『医者からもらった薬がわかる本』の最新改訂、第33版を発刊した。
使用上の注意(警告や禁忌)、副作用や飲み合わせの注意などがコンパクトに
同書は、1985年の初版発行以来、患者向けの「薬解説本の元祖」として、多く読者に支持され、途切れることなく改訂版を発行しつづけているロングセラー書籍。
医療用処方薬約13,000品目について、その効能・効果(適応症)、薬の位置づけ・効き方、使用上の注意(警告や禁忌)、副作用や飲み合わせの注意などが、コンパクトにまとめられている。
また、健康保険での薬価(薬の値段)も先発品と後発品(ジェネリック)に分けて記載しており、薬をジェネリックにすることで、どの程度安くなるかもわかる。その他、その薬の主要先進国での承認状況や、妊娠時に服用したときの危険性なども、できる限り表示している。
■書籍情報
『医者からもらった薬がわかる本 第33版』医薬制度研究会 著、(株)法研 刊
A5判、本文1728ページ、4色・2色・1色刷、本体価格3,000円(税込3,300円)
(坂土直隆)